協会倫理綱領
広告は人々の豊かな生活に貢献し、また自由で創造的な文化を育むかけがえのないコミュニケーション活動である。
私たち広告人はこのような活動の担い手として自らの仕事が社会に及ぼす影響力の大きさと責任を自覚して、つねに高い倫理観と品位を保って行動することを確認し、この倫理綱領を制定する。
Ⅰ.広告人
私たちは、社会の一員として、つねに法令や倫理規範を順守して行動し、不正なことは行わない。
私たちは、人権を尊重し、人種や民族、出自、出身地、性、職業等によって差別をしない。
私たちは、広告主と生活者、商品・サービスと生活者を結ぶコミュニケーションの担い手として、つねに生活者保護の視点を忘れない。
私たちは、業務において知りえた個人情報や機密情報の取り扱いに留意し、漏洩や不正利用がないよう、厳格に管理する。
Ⅱ.広告
広告は、虚偽や誇張を排して真実を伝え、社会の信頼に応えるものでなければならない。
広告は、法令や社会規範を順守し、第三者の権利を侵害せず、善良な習慣や社会秩序を損なわないものでなければならない。
広告は、品位を重んじ、不快感を与えたり他を誹謗中傷したりするものであってはならない。
広告は、人権を尊重し、社会的弱者への配慮を怠らず、差別を助長するコミュニケーションであってはならない。
広告は、生活者に有意義な情報を提供し、豊かな生活と健全な文化の創造に資するものでなければならない。
広告は、独創的なアイデアを競い合い、表現の可能性を高め合うものでなければならない。