協会定款

一般社団法人大阪アドバタイジングエージェンシーズ協会定款
2012年4月1日施行
第1章 総則

 (名称)

第1条 この法人は、一般社団法人 大阪アドバタイジングエージェンシーズ協会と称する。英文名は、Osaka Advertising Agencies Associationとする。



 (事務所)

第2条 この法人は、主たる事務所を大阪市に置く。


第2章 目的及び事業

 (目的)

第3条 この法人は、広告業の健全な発展と広告・コミュニケーション活動の改善向上、その公開普及に関する事業を行い、もって広告コミュニケーション文化の発展と府民生活の向上に寄与することを目的とする。



 (事業)

第4条 この法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。

 (1)広告・コミュニケーションに関する一般教養の向上に資する事業。

 (2)広告・コミュニケーションに関する次世代の育成に資する事業。

 (3)広告・コミュニケーションに関する情報・資料の収集及び提供・公開に関する事業。

 (4)広告倫理の向上に必要な事業。

 (5)広告技術の改善・向上に資する事業。

 (6)関係機関・内外諸団体との連絡、連携、協調。

 (7)前6号に掲げるもののほか、この法人の目的を達成するために必要な事業。


第3章 会員

 (会員)

第5条 この法人に次の会員を置く。

 (1) 正会員 この法人の事業に賛同して入会した個人又は団体

 (2) 名誉会員 この法人に功労のあった者又は学識経験者で総会において推薦された者

 (3) 賛助会員 この法人の事業を賛助するために入会した個人又は団体

2 前項の会員のうち正会員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律上の社員とする。



 (会員の資格の取得)

第6条 正会員及び賛助会員として入会しようとする者は、理事会の定めるところにより申込みをし、その承認を受けなければならない。



 (経費の負担)

第7条 この法人の事業活動に経常的に生じる費用に充てるため、正会員及び賛助会員は、会員になった時及び毎年、総会において別に定める額を支払う義務を負う。



 (任意退会)

第8条 会員は、理事会において別に定める退会届を提出することにより、任意にいつでも退会することができる。



 (除名)

第9条 会員が次のいずれかに該当するに至ったときは、社員総会の決議によって当該会員を除名することができる。

 (1) この定款その他の規則に違反したとき。

 (2) この法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。

 (3) その他除名すべき正当な事由があるとき。



 (会員資格の喪失)

第10条 前2条の場合のほか、会員は、次のいずれかに該当するに至ったときは、その資格を喪失する。

 (1) 第7条の支払義務を2年以上履行しなかったとき。

 (2) 総正会員が同意したとき。

 (3) 当該会員が死亡し、又は解散したとき。


第4章 総会

 (構成)

第11条 総会は、すべての正会員をもって構成する。

2 前項の総会をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律上の社員総会とする。



 (権限)

第12条 総会は、次の事項について決議する。

 (1) 会員の除名

 (2) 理事及び監事の選任又は解任

 (3) 理事及び監事の報酬等の額

 (4) 貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)の承認

 (5) 定款の変更

 (6) 解散及び残余財産の処分

 (7) その他総会で決議するものとして法令又はこの定款で定められた事項



 (開催)

第13条 総会は、定時総会として毎年度5月に1回開催するほか、必要がある場合に開催する。

 (招集)

第14条 総会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき理事長が招集する。

2 総正会員の議決権の10分の1以上の議決権を有する正会員は、理事長に対し、総会の目的である事項及び招集の理由を示して、総会の招集を請求することができる。

3 総会を招集するときは、会議の日時、場所、目的である事項を記載した書面をもって、開催日の2週間前までに通知を発しなければならない。

4 前項の場合において、理事長に事故あるとき又は欠けたときは、理事会において予め定めた順序により、他の理事が招集する。



 (議長) 

第15条 総会の議長は、理事長がこれに当たる。

2 理事長に事故あるとき又は欠けたときは、前条第4項の理事が議長となる。



(議決権)

第16条 総会における議決権は、正会員1名につき1個とする。



 (決議)

第17条 総会の決議は、総正会員の議決権の過半数を有する正会員が出席し、出席した当該正会員の議決権の過半数をもって行う。

2 前項の規定にかかわらず、次の決議は、総正会員の半数以上であって、総正会員の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う。

 (1) 会員の除名

 (2) 監事の解任

 (3) 定款の変更

 (4) 解散

 (5) その他法令で定められた事項

3 理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者ごとに第1項の決議を行わなければならない。理事又は監事の候補者の合計数が第20条に定める定数を上回る場合には、過半数の賛成を得た候補者の中から得票数の多い順に定数の枠に達するまでの者を選任することとする。



(書面議決等)

第18条 総会に出席できない正会員は、予め通知された事項について書面をもって議決し、又は議決権の行使を委任することができる。

2 前項の場合における前2条の規定の適用については、その正会員は出席したものとみなす。



(議事録)

第19条 総会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。

2 議長及び総会で選任された議事録署名人2名は、前項の議事録に署名押印する。


第5章 役員

 (役員の設置)

第20条 この法人に、次の役員を置く。

 (1) 理事 3名以上20名以内

 (2) 監事 1名以上3名以内

2 理事のうち1 名を一般社団法人及び一般財団法人に関する法律上の代表理事とする。

3 代表理事以外の理事のうち11名以内を一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第91条第1項第2号の業務執行理事とする。



(役員の選任等)

第21条 理事及び監事は、総会の決議によって選任する。

2 代表理事及び業務執行理事は、理事会の決議によって理事の中から選定する。

3 前項で選定された代表理事は理事長に就任する。

4 理事会は、その決議によって、第2項で選定された業務執行理事より副理事長、専務理事を定めることができる。ただし、副理事長は4名以内、専務理事は1名とする。



(理事の職務及び権限)

第22条 理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執行する。

2 理事長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表し、その業務を執行する。

3 副理事長は、理事長を補佐し、この法人の業務を執行する。また、理事長に事故があるとき又は理事長が欠けたときは、理事会が予め決定した順序によって、その業務執行に係る職務を代行する。

4 専務理事は、理事長及び副理事長を補佐し、この法人の業務を執行する。

5 業務執行理事は、この法人の業務を分担執行する。

6 理事長、副理事長及びそれ以外の業務執行理事は、毎事業年度に4箇月を超える間隔で2回以上、自己の職務の執行の状況を理事会に報告しなければならない。



(監事の職務及び権限)

第23条 監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を作成する。

2 監事は、いつでも、理事及び使用人に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び財産の状況の調査をすることができる。



 (役員の任期)

第24条 理事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時総会の終結の時までとし、再任を妨げない。

2 監事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時総会の終結の時までとし、再任を妨げない。

3 補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとする。

4 理事又は監事は、第20条に定める定数に足りなくなるときは、任期の満了又は辞任により退任した後も、新たに選任された者が就任するまで、なお理事又は監事としての権利義務を有する。



 (役員の解任)

第25条 理事及び監事は、総会の決議によって解任することができる。



 (役員の報酬等)

第26条 理事及び監事は、無報酬とする。ただし、常勤の理事及び監事に対しては、総会において定める総額の範囲内で報酬を支給することができる。

2 理事及び監事にはその職務を行なうために要する費用の支払いをすることができる。


第6章 理事会

 (構成)

第27条 この法人に理事会を置く。

2 理事会は、すべての理事をもって構成する。



 (権限)

第28条 理事会は、次の職務を行う。

 (1) この法人の業務執行の決定

 (2) 理事の職務の執行の監督

 (3) 代表理事及び業務執行理事の選定及び解職

 (4) 総会の日時及び場所並びに目的である事項の決定



 (招集)

第29条 理事会は、理事長が招集する。

2 理事長が欠けたとき又は理事長に事故あるときは、理事会において予め定めた順序により、他の理事が理事会を招集する。



(議長)

第30条 理事会の議長は、理事長がこれに当たる。

2 理事長に事故あるとき又は欠けたときは、前条第2項の理事が議長となる。



(決議)

第31条 理事会の決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、その過半数をもって行う。

2 前項の規定にかかわらず、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第96条の要件を満たしたときは、理事会の決議があったものとみなす。



 (議事録)

第32条 理事会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。

2 出席した理事長及び監事は、前項の議事録に記名押印する。


第7章 委員会

(委員会)

第33条 この法人の事業を推進するために必要あるときは、理事会はその決議により、委員会を設置することができる。

2 委員会の委員は、会員及び学識経験者のうちから理事会が選任する。

3 委員会の任務、構成、及び運営に関し必要な事項は、理事会の決議により別に定める。


第8章 事務局

(設置等)

第34条 この法人の事務を処理するため、事務局を設置する。

2 事務局には事務局長及び所要の職員を置く。

3 事務局長及び重要な職員は、理事長が理事会の承認を得て任免する。

4 事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、理事長が理事会の決議により別に定める。


第9章 資産及び会計

(事業年度)

第35条 この法人の事業年度は、毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。



(事業計画及び収支予算)

第36条 この法人の事業計画書及び収支予算書については、毎事業年度の開始の日の前日までに、理事長が作成し、理事会の決議を経て、総会の承認を受けなければならない。これを変更する場合も、同様とする。

2 前項の書類については、主たる事務所に、当該事業年度が終了するまでの間備え置くものとする。

 (事業報告及び決算)

第37条 この法人の事業報告及び決算については、毎事業年度終了後、理事長が次の書類を作成し、監事の監査を受けた上で、理事会の承認を受けなければならない。

 (1) 事業報告

 (2) 事業報告の附属明細書

 (3) 貸借対照表

 (4) 損益計算書(正味財産増減計算書)

 (5) 貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)の附属明細書

2 前項の承認を受けた書類のうち、第1号、第3号、第4号の書類については、定時総会に提出し、第1号の書類についてはその内容を報告し、その他の書類については承認を受けなければならない。

3 第1項の書類のほか、監査報告を主たる事務所に5年間備え置くとともに、定款、社員名簿を主たる事務所に備え置くものとする。


第10章 定款の変更及び解散

 (定款の変更)

第38条 この定款は、総会の決議によって変更することができる。



 (解散)

第39条 この法人は、総会の決議その他法令で定められた事由により解散する。

 (残余財産の帰属)

第40条 この法人が清算をする場合において有する残余財産は、総会の決議を経て、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第5条第17号に掲げる法人又は国若しくは地方公共団体に贈与するものとする。

2 この法人は、剰余金の分配を行うことができない。


第11章 公告の方法

 (公告の方法)

第39条 この法人の公告は、電子公告により行う。

2 事故その他やむを得ない事由によって前項の電子公告をすることができない場合は、官報による。


附 則

1 この定款は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替えて準用する同法第106条第1項に定める一般法人の設立の登記の日から施行する。

2 この法人の最初の代表理事は髙野功とする。

3 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替えて準用する同法第106条第1項に定める特例民法法人の解散の登記と一般法人の設立の登記を行ったときは、第35条の規定にかかわらず、解散の登記の日の前日を事業年度の末日とし、設立の登記の日を事業年度の開始日とする。

 

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