1. 2020年審査結果発表

第三回 「大阪を、世界一安心安全な都市に!」するための、アイデア

※当コンテストはアイデアを競うコンペティションであり、
提示された企画の実現を目指しているものではありません。
金賞

『Osaka Paint For Never プロジェクト』 

電通パブリックリレーションズ
関 司、川合 慶

(審査評) 犯罪発生マップをアートペイントで道路上に可視化するというアイデアの意外性、デジタルの時代にあえてリアルに参加型でペイントすることで市民にも気づきを与えるという仕掛けの秀逸さで、満場一致で金賞となりました。犯罪率は「安心・安全」の指標ではなく、「体感治安」を改善するべき、その地域ならではの防犯対策があるべきという独自の視点も説得力があり、さらに、プレゼン構成や話し方も落ち着いていて、腹落ちできました。

銀賞

みんなを笑顔に繋げるタイガーマスクカメラ

電通テック
福原 雄志

(審査評) 関西人が面白がりそう、なだけではなく、データに紐づいた説得力あふれるアイデアでした。関西人は阪神タイガース好きだから・・・という発想はよくありますが、この案には既視感がない。その理由は、引用したデータも興味を惹く面白い内容だったからでしょう。犯罪者が空き巣狙いのターゲットから外すのはどんな家か。目があると人は正しい行動を行うという実験結果。最後まで飽きることなく、プレゼンを聞かせていただきました。

銅賞

【セキュとく!】大阪人のお得魂に響く防犯

電通テック
江口 桃魚

(審査評) 「大阪を安心・安全な街にする」という課題に対するアプローチとして、地域で暮らす人々の日常の生活から環境づくりを行うというアイデアが評価された。大阪人の特性としての「お得魂」によって、日常の消費行動が、自然と安心・安全な街づくりにつながっていくという発想は、防犯カメラなどのセキュリティシステムに頼らない「見守りサービス」として、人情の街、大阪の温かみとも通じる。プレゼンの流れもシンプルで理解しやすい内容だった。

高校生以下部門学生奨励賞

TORERUNKAI (とれるんかい ! )

大阪府立和泉高等学校 / MONEY$MAKER
峯 那律輝、氏部 舜斗、加藤 一平、三浦 ちひろ

(審査評) 自転車の盗難防止対策は、「考えつくされてるんじゃないか!?」と思っていましたが、なんと面白く有効性もあるアイデアを考え出してくれたんだと感心いたしました。また、全編英語のプレゼンがゆえに「TORERUNKAI」というネーミングにしたのだと思いますが、この名前が非常に企画案にフィットし魅力あるものに見せています。楽しいプレゼンをありがとうございました。