1. 2019年 審査結果発表

第二回 大阪・関西万博で、大阪をPRするアイデア

※当コンテストはアイデアを競うコンペティションであり、
提示された企画の実現を目指しているものではありません。
金賞

該当作なし

銀賞

笑いの力ですべての人に『質の良い人生』を

大阪教育大学附属高等学校池田校舎 附高みらい部
朝日 悠介、石川 潤、 小西 美宇、 和田 香里

(審査評) パビリオンのアイデアも、プレゼンストーリーも、群を抜いて良く出来ていました。高校生が健康長寿を掘り下げてくれたのも、高齢化日本の"戦力"として心強かったです。おそらく「金賞、取れる!」とメンバーは思っていたかな、と。でも銀賞。それはなぜか。OSAKA=『笑い』『たこ焼き』これ、とても多かった。その一団に属してしまったせいで、少しだけ予定調和に見えたからです。今後の課題にしてもらえれば、と願います。

銅賞

大阪つながるパビリオン

電通 SDK6
田原 あすか、 岡部 友介、 楠 満葉、 佐々木 楓、菅 なな子、吉田 尚礼

(審査評) 大阪の魅力を「風土的なもの」(世界観)とし、その魅力を伝えるための交流拠点を会場だけでなく市中に点在させる=「つながるパビリオン」というアイデアはシンプルだが説得力がありました。技術的にも既に実現していたり、しそうなものであったので、リアリティがあり、プレゼンテーションも素直に共感できる構成でした。大阪の日常の魅力が伝わるといいですね!

銅賞

People SENSEI |知りたい人と教えたい人をつなげるサービス

電通テック
駒井 涼

(審査評) 人と人をつなぐマッチングサービスは数多くあるものの、「デジタルでつながるものの、情報はリアルに会わないと得られない仕組み」という目の付けドコロが良かった。知りたい情報を媒介に、見知らぬ人同士が実際に出会うことによって交流が生まれると同時に、ニッチな情報やマイノリティなものにも光を当てやすいことも評価点となった。また、プレゼンが、説明のイラストと音楽で軽快だったこともわかりやすさにつながった。

高校生以下部門学生奨励賞

御伽草子風呂~回転を添えて~

大阪教育大学附属高等学校池田校舎 ROTATIONs
谷口 賢次郎、森脇 寛太、尾幡 あずみ、金山 美穂

(審査評) 何よりもアイデアとしてクリエイティブで面白いという点が際立っていました。お風呂を使ったアイデアはいくつもありましたが、そこに御伽草子の一寸法師を取り入れたこと。しかも、リラックスするイメージのあるお風呂でパドルを使ったまさかの一寸法師体験の提供!学生ならではの新鮮な感性で、審査員の予想を気持ちよく裏切ってくれる企画だったと思います。何よりも、企画を聞いて「一度でいいからやってみたい」と思わせるのは強い企画の証明です。理屈抜きに面白かったです。

高校生以下部門学生奨励賞

クリーンなまち大阪 ! PR大作戦 !

大阪教育大学附属高等学校池田校舎 大阪の美化を訴え隊
金田 音葉、伊川 葵唯、加納 瑶大、松村 大河

(審査評) 大阪ならではのパビリオンを作るという表面的な提案だけでなく、ゴミ箱の形状や捨てられるゴミそのもの、最後はゴミを捨てる事で、これまた大阪ならではのお笑い芸人のネタが再生されるという、抜かりのない大阪づくし。「大阪を感じる、楽しむ」というレクリエーション要素を体験させつつ、社会課題を意識させるというSDGsに沿った提案になっています。

高校生以下部門学生奨励賞

AI Oba-Chan

大阪府立和泉高等学校
南 優羽、山下 羽音、坂口 雄亮、松下 亘騎、井上 遼大

(審査評) まず全編英語でのプレゼンという驚きと、そのインテリジェンスと「大阪のおばちゃん」をテーマにするというギャップに思わず引き込まれました。ここですでにプレゼンで大事なポイントである最初に相手の興味を引く、を見事にクリア。そして流ちょうな英語に混じる「大阪弁」解説と手書きの人間味あるイラストにほっこりし、少し頑張れば何かできそうやなコレ、と思わせるリアリティを加味して、実によく考えとるなあと唸ってしまいました。ごっつおもろかったで。