1. 2024年審査結果発表

第7回 日本、そして世界の若者たちが大阪に住む!
30歳以下の大阪府民人口を増やすアイデアを!

※当コンテストはアイデアを競うコンペティションであり、
提示された企画の実現を目指しているものではありません。
金賞

第二新卒大阪人化計画!?

株式会社博報堂
華山 穂乃香氏、野口 遥大氏、輪島 紬氏、小熊 健太氏、海渡 花梨氏

(審査評)
具体的なアイデアは他の応募作でも様々な良いアイデアがありましたし、大阪はすごく良いところなので、一度住んでもらえればという論理も多くの応募作でありましたが、当作品はタイトルにもなっているターゲットを第二新卒に絞ったという点で圧倒的に目立っていました。
しかも、そのターゲットの有望性(30代以下の本人とともに、子供も増える)を示すとともに、インサイトの考察からワーホリパスポートという具体策まで一貫したストーリーで導き出されており、テーマへの準拠・切り口・説得力とも金賞にふさわしい素晴らしい出来栄えでした。

銀賞

show店マッチング

株式会社ADKクリエイティブ・ワン 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
田中 快氏、志水 裕星氏、中川 友里氏、菅野 颯真氏、和田 優雅氏

(審査評)
「これなら人口が増えそう!!」と納得できる、お題にしっかり応えたアイデアでした。
今回のテーマは、どんな人たちを大阪に住民として呼び込めるかの「ターゲット設定」が重要でしたが、銀賞作品はそこが明快、かつ着眼点に説得力がありました。
開業に興味を持ち独立志向が高い(でも、いきなり開業は不安な)29歳以下の若者がターゲット。
そこに単位面積あたりの商店街数=全国一位の大阪における「後継者不足」という課題を掛け合わせ、2つの社会課題を解決するアイデアを導き出しました。
とても論理的ですが、人口を増やすだけではなく、人情味あふれる大阪の精神性をつないでいこうという心意気も素敵でした。

銅賞

なにワーホリ

株式会社ADKクリエイティブ・ワン 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
藤本 晃成氏、福村 美月氏、森崎 涼太氏、山中 玲奈氏

(審査評)
もしも人生を巻き戻せるなら。私もなにワーホリに応募してみたい!
純粋にそう思いました。実際に大阪で暮らし、働いてみることで、大阪ならではの魅力を体験してもらう。ある意味でオーソドックスな企画ですが、美しい企画書や分かりやすいプレゼンテーションであったことも含めて評価しました。
大阪人らしいおせっかいを言うとすれば、もっと大阪の魅力を深堀りすること。ターゲットの設定をよりシャープにすること。そうすれば、より高い次元の企画に昇華できます。
これからも、聞き手のココロを動かし、社会をより良い方へと動かす。
そんなプレゼンテーションに挑戦してください。期待しています。

高校生以下部門学生奨励賞

Win-Win大阪活性化計画

大阪府立牧野高等学校/nibosiz(ニボシズ)
末松 輝也氏、南崎 海月季氏、南崎 琉希氏

(審査評)
パラパラアニメのストーリーテリングに引き込まれました。
「愉快な仲間メンバーズ」の紹介から始まるプレゼンテーションには、的を絞った大阪の外部環境の分析や、『有効需要政策』といった専門的なワードも織り込まれており驚きました。また、ロジカルに、そして若々しく、更には次を聞きたくなるテンポで進行して、最終的には『みんなのためになるように』という高い視座で終わる点に目を見張りました。プレゼンテーションにしっかりパーソナリティが宿っているように感じます。
更なる伸びしろという点では、具体的な施策の点でしょうか。もっと自由な視点で施策を捉え直せる力を持っていると思いますし、そうすると独自性に富む企画が創れるように思います。これからの10代、20代、様々なことにチャレンジしてみてください。