1. 2022年審査結果発表

第5回 「2030年、大阪が日本から独立!?どのような国政をすべきか」のための、アイデア

*なお、本企画は実際に大阪独立を推進する意図はありません。
政治的な意図もありません。あくまで架空の設定です。
金賞

「放るもん王国」宣言!

製作:立薗駿
キャラクターデザイン:大野キャンディス真奈
BGM:MusMus
立薗 駿

(審査評)王国総理大臣、ほるくん&もんちゃん、金賞受賞おめでとうございます。
ミニ番組を視聴しているかのような、オリジナリティあふれるイラストと音楽で彩られた素晴らしいプレゼンテーションでした。
大阪らしさを存分に発揮したコアアイデア、それを裏付けるFACTや社会情勢、そこから描くウェルビーイングな未来像という提案ストーリーが非常に分かりやすく、「放るもん王国」で暮らしてみたいと素直に感じました。

銀賞

ねぎれ国会

田丸 浩太郎・岡本 渚

(審査評)「値切る」それは大阪人らしさとして語られ、時に他県民から揶揄されるようです。
しかしそのネガを「値切り力」と称し、独立国・大阪を良くするため、ポジティブに価値転換した発想に拍手。
さらに議員が「値切り力」を行使することで、減税やCO2削減にまで寄与するというアイデア。
奇想天外でありながら、望ましい未来や政治家のイメージにつながりました。
タイトルの「ねぎれ」で、一瞬「ねじれ国会からのダジャレ?」と思わせてしまったのは残念。
「値切れ」と堂々と漢字表記すれば、アイデアがより正当性を帯びたはずです。

銅賞

ぼちぼちいこか大阪

関西大学 / K2SM
小西 菜夕・齋藤 凜子・幸田 篤・宮崎 紗綾

(審査評)「大阪が独立」「どのような国政」という、大きく突飛なテーマに対して様々なアイデアが提示される中、本作は「せっかちな人が多い」⇒「華やかな文化、人生や時間を楽しむ町」という国としての大きなグランドデザインをきちんと示せている点がまずは明快でした。
また、せっかちを前提とせず、それを変えようという提案性も評価されました。
具体的なアイデアも「昼寝制度」や「日の出始業、日没就業」など趣旨に沿った面白く多彩な提案がされており、国としての独自性と夢がある提案と感じました。
ぜひこの構想力と発想力を今後も活かして下さい。

高校生以下部門学生奨励賞

「grow tree」

大阪府立和泉高等学校 / Osaka Lovers
馬場 愛莉・横山 葵・渡邊 萌加

(審査評) 高校生の応募作品の中で、スライドの見せ方に工夫があった点が審査員から評価されました。
オリジナルで制作したアプリの画面、種から植物が成長していくアイデアが、解決したい環境問題とあいまって企画を魅力的に見せていました。
さらに、コロナで「笑顔」が減っている社会課題を取り上げた点も、大阪国らしくて秀逸でした。